京都府出身の実力派プロゴルファー、松本珠利(まつもと・じゅり)プロ。
怪我や手術を乗り越え、再びゴルフを楽しんでいる様子は、多くのファンに安堵と期待を与えています。
彼女のゴルフを始めたきっかけから、驚きのプロテスト秘話、そして気になる兄・松本凌さんもプロゴルファーなのかどうかについて、詳しく掘り下げてご紹介します。
松本珠利のお兄さんもゴルファー?
松本珠利プロの兄、松本凌(まつもと・りょう)さんも、プロゴルファーとして活躍されています。
関西大学ゴルフ部出身の松本凌プロは、ツアー外競技である「MAIN STAGE JOYXオープン2022」で4アンダーを記録し、ベストアマチュア賞を獲得。
そして、翌2023年には見事PGAプロテストに合格しました。
関西大学ゴルフ部出身者としては初のプロゴルファー誕生となり、ゴルフ界で注目を集めました。
松本兄妹は非常に仲が良いことで知られており、今後、兄妹プロゴルファーとしてのツアーでの活躍が期待されます。
松本珠利のプロフィールは?
松本珠利プロは、2000年6月25日生まれ、京都府京田辺市出身です。
8歳の時、父親と兄の影響でゴルフを始めました。
小学6年生の時には既にアンダーパーでラウンドするなど、幼い頃からその才能の片鱗を見せていました。
高校は京都つくば開成高校(通信制)に進学。通信制を選択したのは、ゴルフ練習に集中するためと考えられます。
プロを目指す上での強い覚悟が伺える選択です。
高校3年生からは、京都の田辺カントリー倶楽部でキャディのアルバイトをしながら、練習生として業務終了後にゴルフの腕を磨いていました。
彼女の趣味は、ビリヤード、釣り、そしてゴルフと多岐にわたります。
本人曰く「おっさん趣味」と自覚しているようで、ユーモラスな一面を覗かせています。
これらの趣味は父親の影響も大きいようで、家族との良好な関係性がうかがえます。
2021年のプロテストでは、見事2位という素晴らしい成績で合格を果たしました。
このプロテスト直前のインタビューで、彼女は興味深い心境を明かしています。
「別にプロになりたいわけじゃない。ただ単にゴルフがうまくなりたいだけ。
自分がずっと上達出来てゴルフで一番うまくなりたい。
でも一番うまい人はプロゴルファーの中の一位の人だからそれに勝つにはプロテストに受かってそれよりうまくならないとその思いは叶わないからプロテストを受けることにした」(引用元:YouTube「女子プロのおうち、行ってもイイですか」より抜粋)
最終ファイナルを前にして、これほどの深い心境の葛藤を吐露する姿は、彼女のゴルフに対する真摯な姿勢と、目標への強い執着心を表しています。
まとめ:松本珠利プロの挑戦と兄妹ゴルファーの未来
今回は、京都出身の女子プロゴルファー、松本珠利プロの知られざるプロフィールと、兄・松本凌プロとの関係性に焦点を当てて解説しました。
- 松本珠利プロは2000年生まれの京都府出身で、2021年にプロテストで2位合格を果たしました。
- 彼女の兄である松本凌さんもプロゴルファーであり、今後兄妹での活躍が期待される注目の存在です。
- ゴルフを始めたきっかけは父親と兄の影響で、小学生でアンダーパーを出すなど、幼少期から高い才能を示していました。
- 高校はゴルフに集中するため通信制の京都つくば開成高校を選び、プロテスト前にはキャディのアルバイトをしながら腕を磨くなど、ゴルフへの強い覚悟を持っています。
- 趣味はビリヤード、釣り、ゴルフと多彩で、飾らない人柄も魅力です。
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- 2023年後半には手首の怪我に見舞われましたが、現在は復帰に向け調整中です。
常にゴルフへの向上心を持ち続け、怪我を乗り越えて挑戦を続ける松本珠利プロ。
彼女の明るい人柄と、兄・松本凌プロとの絆が、今後のツアーでのさらなる飛躍につながることを期待せずにはいられません。
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