竹田麗央:プロフィール、家族構成、学歴、ゴルフと野球のDNA

タ行

2024年に女子ゴルフ界の賞金女王に輝いた竹田麗央たけだ・りお)プロ。

その類まれなる才能は、彼女を支える家族の存在、そして野球への深い愛情抜きには語れません。

クールな印象とは裏腹に、親友の小祝さくらプロとの交流で笑顔を見せるなど、彼女の多面的な魅力に迫ります。

竹田麗央のプロフィール、中学・高校と主な戦績

項目 内容
生年月日 2003年4月2日(22歳)
出身地 熊本県合志市
身長/体重 166cm/68kg
所属 ヤマエグループホールディングス
プロ転向 2022年
家族構成 母・平瀬哲子(元プロ)、叔母・平瀬真由美(元賞金女王)
ニックネーム 「ダイヤモンド世代」の一員として注目される若手スター

🏆主な戦績と実績

年度 大会名 順位/備考
2024年 JLPGAツアー 8勝(うちメジャー2勝)、初優勝からシーズン7勝達成は史上初
2024年 TOTOジャパンクラシック 優勝(LPGAツアー初優勝&米ツアー2年シード獲得)
2025年 ブルーベイLPGA 優勝(LPGAツアー2勝目、ミンジー・リーに6打差)
2025年 全米女子オープン 2位タイ(メジャーで堂々の準優勝)

プレースタイルと特徴

  • 飛距離: ドライバー平均250ヤード以上
  • スタイル: 「攻めの姿勢」が持ち味。後半の集中力が高く、逆転勝利も多い
  • 目標とする選手: ダスティン・ジョンソン、ロリー・マキロイ
  • 趣味・特技: スポーツ観戦(特に野球)、好きな球団は読売ジャイアンツ

🏫竹田麗央プロの学歴

  • 小学校: 合志市立南ヶ丘小学校
  • 中学校: 合志市立合志中学校
  • 高校: 熊本国府高等学校

✍️学歴にまつわるエピソード

  • 中学時代: 地元の公立校で学びながら、ジュニア大会で好成績を残し、ゴルフの腕を磨き続けました。
  • 高校時代: ゴルフ部の強豪・熊本国府高校に進学。
    高校1年で「九州ジュニアゴルフ選手権」優勝
    高校3年で「日本女子オープン」でローアマを獲得。
    同年プロテストに一発合格を果たしました。

竹田麗央の家族はスポーツ一家⁈

竹田麗央プロは、両親、兄、弟の5人家族で、ゴルフと野球に深く関わるスポーツ一家として知られています。

  • 父親・竹田宜史氏: 元高校球児で法政大学第二高等学校では4番打者を務め、大学でも野球を続けました。
    卒業後、プロゴルファーの平瀬哲子氏と出会い、ゴルフに転向。現在は競技ゴルファーとして活動し、ゴルフショップも経営しています。
    竹田プロのゴルフ用具選びをサポートする存在です。
  • 母親・平瀬哲子プロ: 元プロゴルファーであり、竹田プロのゴルフ技術の基礎を築きました。
  • 叔母・平瀬真由美プロ: 1993年と1994年にJLPGAツアーで2年連続賞金女王に輝いた実績を持つ、日本の女子ゴルフ界を代表する選手です。
    この血筋が、竹田プロが「ゴルフのサラブレッド」と称される所以です。
  • 兄・竹田有男氏: 熊本の城北高等学校で高校球児として活躍し、日本体育大学に進学して野球部に所属。現在は竹田麗央プロや小祝さくらプロのキャディを務めることもあります。
  • 弟・竹田征士朗氏: 熊本県立大津高校で高校球児としてプレーし、現在は東海大学の九州キャンパスで野球部に在籍しています。

竹田麗央の兄は初のキャディ挑戦

2024年シーズン、竹田麗央プロは4月の「バンテリンレディス」に続き、翌週の「フジサンケイレディス」でも優勝し、2週連続優勝の快挙を達成しました。

この「フジサンケイレディス」で竹田プロのキャディを務めたのは、なんと兄の有男氏でした。

プロのキャディ経験はなかったものの、「プロの舞台でキャディーをしてみたい」と自ら志願した有男氏。

竹田プロも「私はプロキャディーさんに頼り過ぎることがあるので、今週は自分で(ラインやクラブを)判断してプレーしたい」と考えており、兄妹の思惑が一致してのタッグが実現しました。

緊張しながらも妹を支え、兄が初めてキャディを務めた大会で妹が優勝するという、この兄妹タッグの成功は大きな話題となりました。

有男氏は、竹田プロだけでなく、親交の深い小祝さくらプロのキャディも務めた経験があります。

2024年11月の「大王製紙エリエールレディス」では、小祝プロのキャディとして帯同し、小祝プロから「キャディは100点満点でした」と高く評価されています。

竹田麗央はリオのカーニバルが名前の由来?

竹田麗央プロのユニークな名前「りお」には、興味深い由来があります。

母親である平瀬哲子プロが明かしたところによると、名前を決めかねていた際に、父親の宜史氏が経営するゴルフショップに、ブラジルから帰国したばかりの客が来店。

「リオのカーニバルを見てきた。最高だったよ!」と熱弁したことがきっかけになったといいます。

宜史氏も「りお」という候補を考えていたことから、両親がその場で名前を決定したとのことです。

偶然の出会いが、後に賞金女王となるゴルファーの名前の由来となったユニークなエピソードです。

竹田麗央は大の野球好き!家族も野球選手

竹田麗央プロは、ゴルフと同様にプロ野球をこよなく愛する大の野球好きです。

熱烈な巨人ファンとして知られ、時間があれば球場に足を運ぶほどです。

彼女がこれほどまでに野球を愛する理由は、その家族構成に深く関係しています。

竹田家はまさに野球一家。

父親の宜史氏は元高校球児、兄の有男氏は日本体育大学野球部出身、弟の征士朗氏は現在も東海大学の野球部で現役選手として活躍しています。

幼い頃から3人兄弟で野球をして遊んだエピソードは、竹田プロが持つ強肩のルーツを示唆しており、現在の100km/hを超える投球速度や、270ヤードを誇るドライバーの飛距離にも繋がっていると推測できます。

初めて獲得した賞金で、意外にもピンク色のグローブを購入したというエピソードも、彼女の野球への深い愛情を物語っています。

 

竹田麗央は女子プロゴルファーたちと野球チームを結成!「いつかの野球」

竹田麗央プロの野球好きが高じて、彼女を含む女子プロゴルファーたちが「いつかの野球」というチームを結成しています。

このチームには、岩井明愛プロ、岩井千怜プロ、小祝さくらプロなど、女子ゴルフ界の注目選手が名を連ねており、そのメンバー構成も大きな話題となっています。

竹田プロは「いつかの野球」でもエースとして先発マウンドに上がり、その身体能力を活かした球速は100km/h以上を記録するなど、野球でもその才能を発揮しています。

ゴルフのオフシーズンには、好きな野球で心身をリフレッシュし、次のシーズンへの英気を養っていることが伺えます。

竹田麗央が小祝さくらプロとの深い絆がもたらした変化

2024年シーズンで目覚ましい活躍を見せた竹田麗央プロは、先輩である小祝さくらプロから多大な影響を受け、公私にわたる深い絆を築いています。

長年の付き合いと思われがちですが、二人が本格的に親交を深めたのは2023年6月のプロ野球観戦がきっかけでした。

以降、毎週のように食事を共にする間柄となっています。

竹田プロは、全国を転戦するツアーの過酷さの中で、「尊敬する(小祝)さくらさんの存在が大きかった」と語っています。

小祝プロの「良い時も悪い時も変わらない」という安定した精神状態に感銘を受け、特に優勝争いの際の精神状態についてアドバイスを受けたと言います。

以前に比べて竹田プロの表情が明るくなり、笑顔が増えたと指摘されており、リスペクトできる先輩であり友人の存在が彼女の成長に大きく寄与していると考えられています。

オフシーズンには、アプローチを得意とする小祝さくらプロと共に集中的な練習を行っていた竹田プロ。

「アプローチは死ぬほど練習した」と語るほどで、この練習が好成績に繋がった一因とされています。

小祝プロの「癒し系」と称される一喜一憂しない穏やかなプレースタイルは、彼女の安定したゴルフの基礎となっており、竹田プロは技術面だけでなく精神面においても小祝プロから良い影響を受けています。

竹田麗央のまとめ

  • 竹田麗央プロは、父親が競技ゴルファー、母親が元プロゴルファー、叔母が2年連続賞金女王というゴルフのサラブレッド家系
  • 父親、兄、弟は全員野球経験者であり、竹田プロ自身も大の野球好きであるスポーツ一家で育った。
  • 2024年「フジサンケイレディス」で、兄・有男氏がキャディを務め、2週連続優勝を達成。有男氏は小祝さくらプロのキャディも務める。
  • 名前「麗央(りお)」は、両親が経営するゴルフショップに偶然来店した客が語った「リオのカーニバル最高!」という言葉が由来。
  • 熱烈な巨人ファンで、初めて獲得した賞金でピンク色のグローブを購入するほどの野球愛を持つ。
  • 女子プロゴルファー仲間と「いつかの野球」という野球チームを結成し、エースとして100km/hを超える球速を誇る。
  • 小祝さくらプロとは深い親交があり、精神面やアプローチ技術において多大な影響を受け、その存在が彼女の成長に大きく貢献している。
  • **「攻めの姿勢」**が持ち味のプレースタイルで、ドライバー平均250ヤード以上を誇る。
  • 高校時代には「九州ジュニアゴルフ選手権」優勝、「日本女子オープン」ローアマ獲得など、ジュニア時代から実績を残し、プロテストに一発合格

竹田麗央プロの類まれなるゴルフの才能と、家族からの深い愛情、そしてスポーツへの情熱は、彼女をさらなる高みへと導く原動力となっています。

今後の彼女の活躍に、ますます注目が集まります。

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