024年に女子ゴルフ界の賞金女王に輝いた竹田麗央（たけだ・りお）プロ。その類まれなる才能は、彼女を支える家族の存在抜きには語れません。
父親は競技ゴルファーであり、母親は元プロゴルファーというゴルフ一家。
さらに、父親、兄、弟は全員が野球経験者という、まさにスポーツ一家です。
本記事では、竹田麗央プロの家族構成に焦点を当て、それぞれのスポーツとの関わり、そして彼女の名前のユニークな由来についても詳しくご紹介します。
竹田麗央の父親は？兄弟は？父親は競技ゴルファーで母親もプロゴルファー！
竹田麗央プロは、両親、兄、弟の5人家族です。
彼女の家族は、ゴルフと野球に深く関わるスポーツ一家として知られています。
父親・竹田宜史氏: 父親の宜史（たかし）氏は、元高校球児で法政大学第二高等学校では4番打者を務めました。
その後、法政大学に進学し、大学でも野球を続けました。
卒業後、プロゴルファーの平瀬哲子氏と出会い、ゴルフに転向。現在は競技ゴルファーとして活動しており、ゴルフショップも経営しています。
竹田プロ自身も「ゴルフ用具に関しては父親に任せています」と語っており、彼女のギア選びをサポートしています。
母親・平瀬哲子プロ、叔母・平瀬真由美プロ: 母親の平瀬哲子（ひらせ・さとこ）プロは元プロゴルファーであり、竹田プロのゴルフ技術の基礎を築きました。
また、叔母にあたる平瀬真由美（ひらせ・まゆみ）プロは、1993年と1994年にJLPGAツアーで2年連続賞金女王に輝いた実績を持つ、日本の女子ゴルフ界を代表する選手です。
この血筋は、竹田プロが「ゴルフのサラブレッド」と称される所以です。
兄・竹田有男氏: 兄の有男（ゆうた）氏も、熊本の城北高等学校で高校球児として活躍し、日本体育大学に進学して野球部に所属していました。
現在は大学を卒業し、竹田麗央プロや小祝さくらプロのキャディを務めることもあります。
弟・竹田征士朗氏: 弟の征士朗（せいしろう）氏も、熊本県立大津高校で高校球児としてプレーし、現在は東海大学の九州キャンパスで野球部に在籍しています。
竹田麗央の兄（有男さん）もキャディを務めて妹を応援！
2024年シーズンは、竹田麗央プロにとって飛躍の年となりました。
特に注目されたのは、4月の「バンテリンレディス」で優勝した翌週の「フジサンケイレディス」でも勝利を収め、2週連続優勝を達成したことです。
この「フジサンケイレディス」で竹田プロのキャディを務めたのは、兄の有男氏でした。
有男氏はプロのキャディ経験はなかったものの、「プロの舞台でキャディーをしてみたい」と自ら志願。竹田プロも「私はプロキャディーさんに頼り過ぎることがあるので、今週は自分で（ラインやクラブを）判断してプレーしたい」と考えており、兄妹の思惑が一致してタッグが実現しました。
有男氏は「足を引っ張らないようにした」と語るほど緊張していたようですが、竹田プロは「私より緊張していた」と笑って振り返っています（引用元：スポーツ報知）。
兄が初めてキャディを務めた大会で妹が優勝するという、この兄妹タッグの成功は大きな話題となりました。
竹田麗央の兄（有男さん）は、小祝さくらのキャディも務める⁈
兄の有男氏は、竹田麗央プロだけでなく、小祝さくらプロのキャディも務めた経験があります。
2024年11月の「大王製紙エリエールレディス」では、小祝プロのキャディとして帯同し、小祝プロからは「キャディは100点満点でした」と高く評価されました。
竹田麗央プロと小祝さくらプロは、毎週末食事を共にするほどの親友であり、二人とも野球好きとしても知られています。
元野球選手である有男氏が竹田プロの兄であることも、小祝プロがキャディを依頼しやすかった理由の一つと考えられます。
最近では、仲の良い女子プロゴルファーたちで「いつかの野球」という野球チームを結成したというエピソードもあり、実際にキャディチームとの試合も行い、女子プロゴルファーチームが勝利したとのことです。
これは、オフシーズンのリフレッシュや交流の様子を示しています。
竹田麗央はリオのカーニバルが名前の由来⁈
竹田麗央プロのユニークな名前「りお」には、興味深い由来があります。
彼女の母親である平瀬哲子プロが明かしたところによると、名前を決めかねていた際に、父親の宜史氏が経営するゴルフショップに、ブラジルから帰国したばかりの客が来店。
「リオのカーニバルを見てきた。最高だったよ！」と熱弁したことがきっかけになったといいます。
宜史氏が「りお」という候補も考えていたことから、両親がその場で名前を決定したとのことです。
この客は特に常連ではなく、購入したのはボール1ダースのみ。
哲子プロは当時の様子を「嵐のようでした」と回顧しており、その後もその客の来店はないそうです（引用元：サンスポ）。
偶然の出会いが、後に賞金女王となるゴルファーの名前の由来となったエピソードは、非常にユニークです。
まとめ：竹田麗央プロを支える家族の絆とスポーツDNA
今回は、2024年の賞金女王に輝いた竹田麗央プロを育んだ家族の背景と、彼女の名前のユニークな由来についてご紹介しました。
- 竹田麗央プロの父親、竹田宜史氏は元高校球児の競技ゴルファーであり、母親の平瀬哲子プロは元プロゴルファーです。
叔母の平瀬真由美プロは2年連続賞金女王という輝かしい実績を持つなど、竹田家はまさにゴルフのサラブレッド家系と言えます。 - 兄の有男氏と弟の征士朗氏も大学まで野球を続けた元・現役の野球選手であり、竹田プロ自身も家族の影響で大の野球好きです。
- 2024年の「フジサンケイレディス」では、ゴルフ経験のない兄の有男氏がキャディを務め、竹田プロは2週連続優勝という快挙を達成しました。
また、兄の有男氏は小祝さくらプロのキャディも務めるなど、プロゴルファーからの信頼も厚いです。 - 彼女の名前「麗央（りお）」は、両親が経営するゴルフショップに偶然来店した客が熱く語った「リオのカーニバル最高！」という言葉が由来となっており、ユニークなエピソードとして知られています。
類まれなるゴルフの才能と、家族からの深い愛情、そしてスポーツへの情熱を原動力に、さらなる高みを目指す竹田麗央プロ。
ぜひあなたも、彼女の今後の活躍に注目し、一緒に応援していきましょう。
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