ゴルフ界のプラチナ世代の一員として、かねてより注目を集めてきた稲垣那奈子(いながき・ななこ)プロが、ついにその才能を爆発させました!
2023年のプロテスト合格後、着実に経験を積んできた彼女が、2025年5月に開催された「リゾートトラスト レディス」で、念願のツアー初優勝を飾りました。
「文武両道」を体現するプロゴルファーとしても知られる稲垣プロ。
今回の初優勝は、彼女の努力と実力の証に他なりません。
本記事では、快挙を成し遂げた稲垣プロの出身地、そして中学・高校・大学での学業とゴルフの両立について詳しくご紹介します。
稲垣那奈子のプロフィールは?中学、高校、大学は?
稲垣那奈子プロは2000年8月生まれ、埼玉県川口市出身です。
ご両親の勧めもあり、10歳の時にゴルフを始めました。
当初は、家族で夏はゴルフ、冬はスキーを楽しむといった形でスポーツに親しんでいたようです。
中学校は日本女子大学附属中学校に進学。
自然豊かな多摩丘陵に位置し、「自ら考え、自ら学び、自ら行動する」という教育方針を掲げるこの学校での経験は、稲垣プロの思考形成に影響を与えたと考えられます。
【アマチュア時代の主な戦績】
- 2014年:関東中学校ゴルフ選手権春季大会 優勝
- 2015年:神奈川県アマチュアゴルフ選手権 女子12~14歳の部 優勝
中学3年生の時にプロゴルファーを目指すことを決意します。
高校は共立女子第二高等学校へ進学。
ゴルフ部が設置されているこの高校では、先輩に宮田成華プロがいます。
稲垣プロは女子校で学生生活を送っていた時期がありました。
- 2017年:ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ 優勝
高校卒業後、プロテストを受験せず、早稲田大学スポーツ科学部へ進学しました。
【大学時代の主な戦績】
- 2019年:全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権 2位
- 2020年:ISPSハンダ 医療従事者応援チャリティレディースゴルフトーナメント 3位(プロ選手も出場する中で好成績を収め、着実に実力をつけていきました。)
2022年のJLPGAプロテストでは最終テストまで進むものの不合格となりましたが、2023年に2回目の挑戦で見事合格を果たし、プロゴルファーとしてのキャリアをスタートさせました。
稲垣那奈子が早稲田大学を選んだ理由は?ゴルフの魅力とは?
稲垣那奈子プロは、ジュニア時代からその才能を発揮しており、高校卒業時にJLPGAプロテストを受験する十分な実力があったと考えられます。
しかし、彼女は当時プロテストを受けなかった理由を2つ挙げています。
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時期尚早との判断: 「高校を卒業してすぐは自分のなかで早いと思いました。当時の自分の実力だと受からないと思ったのが、まずひとつ」
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怪我の予防と研究: 中学3年生の時に発症した腰椎分離症などの怪我に悩まされていた経験から、「大学では怪我の予防について学びたかった」という理由。(引用元:ALBA Net Golf)
稲垣プロは、怪我の予防のために栄養学など、怪我との関連性について深く学びたいと考えていました。
早稲田大学ではスポーツ健康科学を専攻し、卒業論文では「ゴルファーと腰痛の関連性」というテーマに取り組んだとされています。
これは多くのゴルファーが抱える課題であり、専門的な知見が注目されます。
また、稲垣プロはゴルフの魅力について、次のように語っています。
「常にうまい選手が勝てるわけではない。
それが最大の魅力。
加えて、脳をフル回転させ、コンディションを把握しなければならない。
要はゲーム。
しっかりとマネジメントを行って、終わってからのスコアで競う。本当に奥が深い」(引用元:Sports navi)
この言葉から、ゴルフの奥深さや戦略性を追求する稲垣プロの思慮深さが伺えます。
まさに文武両道を体現するプロゴルファーと言えるでしょう。
稲垣那奈子のまとめ
今回は、ゴルフ界のプラチナ世代の一員である稲垣那奈子プロの学業とゴルフキャリア、そしてその思考に迫りました。
- 2000年8月生まれ、埼玉県川口市出身。10歳でゴルフを始める。
- 中学は日本女子大学附属中学校、高校は共立女子第二高等学校に進学。
- ジュニア時代から数々の大会で優勝を飾る。
- 高校卒業後すぐにプロテストを受験せず、早稲田大学スポーツ科学部へ進学。
腰椎分離症の経験から、怪我の予防について深く学んだ。 - 大学で専門知識を習得しながらゴルフの実力を伸ばし、2023年に2回目のプロテストで念願の合格を果たした。
知性とゴルフに対する深い洞察力を持つ稲垣那奈子プロ。
その「文武両道」の姿勢は、多くの人々に感銘を与えることでしょう。今後の彼女の活躍に、ぜひ注目していきましょう!
ぜひ、あなたもこの文武両道の稲垣那奈子プロを一緒に応援していきましょう!
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