西村優菜のプロフィールと支えた両親の愛と成功の軌跡

な行

今回は、ゴルフ界で輝かしいキャリアを築く、ミレニアム世代の女子プロゴルファー、西村優菜にしむら・ゆな)プロをご紹介します。

主戦場をアメリカに移し、活躍の場を広げている西村選手。

その成功の裏には、ご両親の絶大なサポートがありました。

特に、ゴルフを始めるきっかけを作った父・武彦さんと、現在もアメリカで西村選手を支える母・枝里子さんの存在は欠かせません。

一体どのようなご両親なのでしょうか?

西村選手の小さな身体(150cm)から放たれる力強いショットの秘密を解き明かすべく、彼女を支える家族の物語に迫ります。

西村優菜のプロフィール

項目 内容
生年月日 2000年8月4日
出身地 大阪府堺市
出身中学校 堺市立原山台中学校
出身高校 大阪商業大学高等学校
ゴルフ歴 5歳から
プロ転向 2019年

西村優菜選手の父・武彦さん

西村選手の父・武彦さんは、生粋のゴルフ好き。

ホテルでの調理師を経て、物流会社のサラリーマンとして働いていました。

母・枝里子さんもパートで家計を支える、ごく一般的なご家庭で育った西村選手。

そんな武彦さんが、5歳の西村選手と姉の未夢さんを連れてゴルフ練習場へ行ったのが、すべての始まりでした。

初めてクラブを握った西村選手は、見事ボールを打ち返すことに成功。

「楽しい!」と感じたそうです。

この出来事をきっかけに、「ちゃんとやらせてみたら面白いかもしれない」と考えた武彦さんと西村選手の二人三脚のゴルフ人生がスタートしました。

西村優菜の裕福ではない子ども時代を支えた父の工夫

宮里藍選手からサインボールをもらい、「プロゴルファーになる」と心に決めた西村選手。

しかし、ゴルフには多額の費用がかかります。

そこで、ご両親は近隣のゴルフ練習場に頭を下げ、安価で練習できる方法を探しました。

ゴルフクラブは中古品店やインターネットで、安くて娘に合うものを探し、遠征時には車中泊で費用を抑えるなど、節約できることは何でも行ったと武彦さんは語ります。

西村選手自身も、小学生の6年間同じパターをグリップがボロボロになるまで使い続けるほど、物を大切にしました。

新しいパターをプレゼントされた際には、大喜びでパターと一緒に寝ていたというエピソードは、今でも語り草です。

通帳と向き合いながら家計をやりくりしていた西村家でしたが、親の務めとして、娘の夢を支え続けました。

西村優菜のナショナルチーム入りで一安心

2016年、「日本女子オープン」でアマチュアながら6位に入り、ナショナルチーム入りが決まると、ご両親は少し安心したといいます。

ナショナルチームに入ると、合宿や遠征費は日本ゴルフ協会が負担してくれるため、費用の心配が軽減されたからです。

頑張る娘のため、何とかしてやりたいという親心が見て取れます。

西村優菜選手の母・枝里子さん

西村選手の母・枝里子さんは、「優しく、菜の花のように明るい子」という願いを込めて「優菜」と名付けました。

パートで家計を支え、娘のために尽力してきた枝里子さん。

2023年からは、主戦場をアメリカに移した西村選手に帯同し、異国の地で娘を支えています。

ゴルフはしませんが、誰よりも娘を観察している枝里子さん。

その的確な指摘が、西村選手を助けることもあるそうです。

また、明るくポジティブな性格で、慣れない海外生活の苦労についても「こっちのフライパンがすごくこびりつくし、包丁も切れない(笑)。

これは次日本に戻ったときに用意しないと」と笑い飛ばすほど。

西村選手も「食事を作ってくれるのはすごく感謝してる部分です」と語っており、母親のサポートが海外での成功に不可欠な要素であることがわかります。

スケジュール管理、食事、体調管理と、すべてを任せられる母・枝里子さんの存在は、西村選手にとって何よりも心強い存在です。

西村優菜は「感謝の気持ちを力に、有言実行

西村選手は、幼い頃から具体的な目標を掲げ、それをすべて実現してきました。

  • アマチュア時代に全国制覇する!
  • ナショナルチームに入る!
  • プロテストに一発合格する!
  • ルーキーで優勝する! 強い意志と努力がなければ成し得ない目標を、次々とクリアしていった西村選手。
  • 2020年にはルーキーイヤーで「樋口久子・三菱電機レディース」に優勝。
  • 2021年の母の日には「ワールドレディスサロンパスカップ」
  • 2022年の父の日には「ニチレイレディス」で優勝を飾りました。
    優勝スピーチではご両親への感謝の気持ちを伝えていました。
    ご両親も、これまでの苦労が報われた瞬間だったに違いありません。

西村優菜のまとめ

  • 西村優菜選手の父・武彦さんはサラリーマンで、一時期は仕事を掛け持ちして家計を支えました。
  • 母・枝里子さんもパートで家計を助け、娘の夢を応援しました。
  • ご両親はできる限りの節約をして、ゴルフ費用を捻出しました。
  • 西村選手は「アマチュア時代に全国制覇」「ナショナルチーム入り」「プロテスト一発合格」「ルーキーで優勝」など、目標をすべて有言実行しました。
  • 日本ツアーでは6勝(うち国内メジャー1勝)を挙げています。
  • 現在はアメリカツアーを主戦場とし、母親の枝里子さんが帯同しています。

西村優菜プロのアメリカツアー初優勝を心待ちにしています。 あなたも一緒に応援していきましょう!

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